ここでは、夜のおねしょ対策グッズや、夜のオムツ外しトレーニングについて解説します。
- 夜間のオムツがなかなか取れない
- おねしょ続きで困っている
- 夜のトイトレはどうやったらいいの?
このようなお悩みはありませんか?
ここでは、保育士&育児経験をもとに、おねしょ対策に役立つグッズや、夜のオムツ外しに成功するためのポイントを紹介します。
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ポイントを押さえて、オムツ卒業に一歩近づきましょう♪
夜のオムツが外せる条件は?いつから外せる?
夜のオムツ外しのために、まずは「夜のおむつが取れる条件」について確認しておきましょう。
昼間のトイレトレーニングが完了している
まずは、昼間のトイトレが完了し、パンツで過ごせていることが前提になります。
先に昼間のオムツが取れる→夜のオムツが取れる
上記の流れになります。
トイトレは個人差が大きいのですが、およそ3歳以降が目安です。
小学校に上がる前の5歳ごろまでは、体の発達の面から考えて、おねしょをしてもおかしいことではありません。
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焦らず、体の成長を待ってからおねしょ対策をするといいね!
ホルモンがしっかり分泌されている
成長すると、夜寝ている間おしっこを我慢できるようになりますよね?
これには「抗利尿ホルモン」という脳からの分泌物が関わっています。
ホルモンの分泌によって、おしっこをためて我慢できるようになります。
このホルモンがしっかり出ることで、おしっこを濃くして、量を減らすように腎臓へ司令が送られるんですね。
ですが、幼い頃はまだこのホルモンが十分出ません。
なので、夜間にもおしっこがたくさん作られてしまい、おねしょをしてしまうということなんです。
膀胱が大きくなってきている
膀胱は、おしっこを貯めておくところ。
年齢が小さければ小さいほど、膀胱も小さいです。
そのため、おしっこを貯めておくことができません。
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だから、赤ちゃんの頃はしょっちゅうオムツ交換をするんだね。
おしっこで目覚められるようになってきた
大人になると、おねしょをすることはなくなりますよね。
その理由は、
- 膀胱が大きくなった
- ホルモンが十分分泌されるようになった
という事もあります。
が、それだけではないんです。
「おしっこを感知して目覚めることができる」からなんですね。
夜のおしっこはトイレトレーニングできない!
結論から言うと、夜間のおしっこに関してはトイレトレーニングができません。
その理由はこちら。
先ほどお話した、夜のオムツが外れる条件は下記です。
- 昼間のオムツが外れていること
- ホルモンの十分な分泌がされていること
- 膀胱が大きくなっていること
- おしっこを感知して目覚めること
以上の条件がそろうことが必要です。
ですが、これって自分で頑張ってなんとかできるものではないんですよね。
自分でホルモンを出すとか、膀胱を大きくするとか、、
努力でできることではないですよね?
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確かにそうだね!
昼間であれば、「そろそろおしっこ行こうね」とトイレに誘って練習することができます。
でも、夜は起こしてトイレにいかせるのはNGです。
なので、夜は昼間とは違ってトレーニングすることができないんです。
個人差が大きい
夜のオムツ外しは、トレーニングしてできるようになるものではなく、体の発達やホルモンの分泌が大きく関わってきます。
なので、一人一人進み方が全然違うんですね。
「個人差が大きい」と知っておくだけでも、他の子と比べなくなるので気持ちがラクになりますよ。
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ゆったりと長い目で見ていこう!
夜のおねしょ対策に有効な方法は?
ここからは、夜のおねしょ対策に有効な方法を紹介していきますね。
夜のトイトレはできないけれど、おねしょ予防のためにできることはありますよ。
生活リズムを整える
早寝早起きの習慣をつけ、睡眠のリズムを整えましょう。
睡眠のリズムが整うと、膀胱におしっこが貯まってくる明け方には眠りが浅くなってくるので、尿意で目覚められるようになります。
その結果、おねしょをしにくくなるという効果がありますよ。
寝る3時間前までに夕食を終える
食事でとった水分がおしっことして出るのに、約3〜4時間くらいかかります。
なので、就寝の3時間くらい前までに夕食を終えて、水分を出してから寝るようにしましょう。
そうすることで、おねしょを防げる可能性がUPします。
寝る前に水分、塩分・糖分を取りすぎない
水分の取りすぎに気をつけるのはもちろんですが、塩分や糖分も控えめにしましょう。
塩分や糖分を摂ると、後から水分を取りたくなりますよね。
利尿作用もあるので、おねしょをしやすくなってしまいます。
ただし、夏の間は熱中症の危険があるので、水分をしっかりとるようにしてくださいね。
夏は汗で体の水分が出て行くので、おねしょの心配が少ない季節でもありますよ。
寝る前にトイレ行く
基本的なことですが、夜寝る前にはトイレに行くことを習慣にしましょう。
たとえ出なくても、寝る前にトイレに行くことを習慣づけることが大切です。
冷えに注意!
特に冬は、寝ているときに体が冷えてしまいます。
冷えると、どうしてもおしっこが近くなっておねしょにつながってしまいます。
なるべく暖かくして寝るように心がけましょう。
朝起きたらすぐトイレへ
朝起きたら、まずトイレに行きましょう。
朝起きた時に、夜の間にたまったおしっこを出すという感覚を体で覚えるようにしましょう。
夜のオムツ外し成功の3つのポイント
夜のオムツ外しが成功するためのポイントは3つです。
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3原則として覚えておこう!
「起こさない・怒らない・あせらない」
の3つです。
起こさない
まずは「起こさない」。
「おねしょをさせないためには、寝ている子を起こしてトイレに連れて行けば良いのでは?」
こう考える人もいるかもしれません。
ですが、これはNGです。
そもそも、ぐっすり寝ているのに起こされるなんて誰だって嫌なものですよね?
当然、子どもにとっても辛いです。
スヤスヤ寝ているときに、無理やり起こされてトイレに連れていかれるって、大きなストレスです。
ストレスはおねしょの大敵!
なので、よくないんですね。
あと、夜中に起こすことで睡眠のリズムが乱れてしまいますよね。
無理やり夜中に起こされたことで、朝起きにくくなってしまうんです。
これも良くない理由の一つです。
いったん起きてしまうと、そのあとの眠りが浅くなってしまいますよね。
そうすると、本来眠りが浅くなってくるはずの朝方に深い眠りに入ってしまいます。
その結果、目覚めることができずにおねしょをしてしまうことになります。
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夜中に起こすのはやめておこう。
怒らない
ポイント2つ目は、「怒らない」ことです。
子どもは、「おねしょしよう〜」と思ってわざとおねしょをしているわけではありません。
理由は、夜のおしっこは脳の発達や膀胱の大きさなどが関わってくるので、自分ではどうにもできないからですね。
叱ってしまうことで、子どもは「悪いことをしてしまった!」と感じショックを受けます。
自信をなくして、余計にうまくいかなくなってしまうんですね。
とはいえ、連日おねしょが続くとイライラしてしまうこともありますよね。
そんなときは、このあと紹介するおねしょ対策グッズを利用してみてくださいん。
また、ストレスになるなら一旦、トイレはおやすみしたってOKです。
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あまり頑張りすぎず、のんびりいこう!
あせらない
3つ目のポイントが「あせらない」こと。
トイトレは、つい他の子と比べがち。
でも、おむつはずしは本当に個人差が大きんですね。
親があせったところで、できるようになるものではないので、ドンと構えましょう。
夜のおねしょ対策おすすめグッズ4選
ここからは、おねしょをしてしまっても汚れを最小限におさえるための神グッズを紹介していきます。
おねしょの処理がラクになるので、忙しい朝も大助かりですよ。
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ママのイライラも防げる♪
防水シーツ
防水シーツを敷いておくことで、おねしょの布団への被害を最小限にできます。
サイズアウトすることがないので、長く使い続けられるところもGOOD♪
ただ、寝相の悪い子は布団からはみ出してしまうキケンもあるので、ほかのグッズも併用するのがおすすめです。
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おねしょケット
おねしょケットは、スカートやズボンのように履いて使うものです。
寝相の悪い子でも、これなら安心ですね。
スカートタイプでも、股下にスナップボタンが付いているものならまくり上がりを防止できます。
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おねしょパンツ
おねしょパンツは、防水機能の付いたパンツ。
トレーニングパンツより、さらに漏れにくい構造になっていますよ。
ただ、スキマからおしっこが漏れることがあります。
おねしょケットや、防水シーツなどとの併用がオススメです。
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おしっこ吸収ライナー
おねしょ以外の場面でも幅広く役立つのが「おしっこ吸収ライナー」。
おしっこ吸収ライナーは、女性用のナプキンと同じような形をしてます。
ふつうのパンツにペタリと貼るだけで、おしっこを吸収してくれて使い捨てできるのでとても便利です。
ただ、こちらも万全ではありません。
横や後ろから漏れたりする心配があるので、他のグッズ(防水シーツやおねしょズボンなど)と組み合わせて使ってみてくださいね。
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わが家の5歳のトイトレ事情
わが家の長女は、昼間のオムツが取れるのがゆっくりで、3歳後半でした。
なので夜のオムツも長らく履いていましたね。
5歳まで履いてましたね。
でも、遅くてもちゃんと体は成長しています。
夜のオムツを外して以来、1回もおねしょなしですよ。
なので、「早く外そう」と頑張っても、「のんびり行こう」とゆったり構えても、結果はそんなに変わらないのではないかな〜と思います。
体の成長を待つ以外にもできることはあるので、それはしていかないといけませんが、できることをやりつつあとは待つ!という姿勢が大切ですね。
まとめ
ここでは、夜のトイレトレーニングやオムツを外す方法、おねしょ対策グッズ〜について、解説しました。
夜中のおねしょは、小学校に上がるくらいまではある程度仕方がないもの。
そして個人差もとても大きいです。
なので、基本的にはのんびりと構えましょう。
ただ、年長(5歳)の年齢になってもおねしょの回数が多いなど何か気になることがある場合は、小児科に行った時などに相談してみても良いかもしれませんね。
少し生活指導をしてもらうだけで改善される事もありますよ。
ママ一人で抱え込まず、気軽に相談してみてくださいね。
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